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2015年08月26日

型取りのこととか

型取りのこととか

変態のみなさん、こんばんはヽ(´ー`)ノ
画像の物はDAGR Mounting BracketというGPSのマウントなんですよ。




ネットを徘徊していて偶然見つけたんですがiPhoneのホルダーにしたいなって。
eBayで20~30ドルで買えるみたいなんですが自力で買える知識も有りませんし、どうせこのまま使えないなら自作でもするかって思ってます。
旧型のiPhone5なんですけどねw
そのへんで買えるホルダーって汎用だからイマイチ好きになれません。

こんなこと言っていても気持ちが冷めたら作りませんけどw





くだらいないことは、このへんにしておきます。
さてさて、以前にパチHOGUEの日本初を奪われたって書いたんですが、なんとなくそうかなって思ってましたがシュガートゥさんだったんですね♪
ブログの記事にされていないので間違ったら失礼と思い書かなかったのですがコメントを頂いたので解禁でいいかなって?w

さすがに画像を勝手に貼るのも申し訳ないので貼りませんが、おゆまるでHOGUEをでっち上げたって知って驚きました!!
仲間内で話していた時に「たぶん同じ作りだね」なんて言ってたんです。
慣れとかコツとかを無視すれば僕の作り方はわりと簡単です。

これまでの僕の作り方であれば強度不足を補うために接着方法や補強のことを必死で考えていましたが、シリコンで型取って複製ならレジンの強度で足りるものであれば一体成型になることで全てクリア出来てしまうのです。
少し簡単に感じてきましたか?w

型取りに必要な材料はおゆまる(またはそれに似たもの)、ブルーミックスのような練り合わせるシリコン、そして一番メジャーな流し込めるシリコン。
まず、おゆまるから説明します。
みなさん知っての通り加熱すると柔らかくなる樹脂で簡易的な型取りに使用できます。
わりとキレイに型取り出来ますが精密なものは作れません。
素材の弾性が強く冷えて硬くなると押し込んだ対象物を押し戻してしまったり、型自体が反り返ったりするデメリットが有ります。
もう一つのデメリットが熱で柔らかくなるので気温が高くなると変形します。
なので繰り返し使うという用途にはまったく向きません。
それを理解して扱えば100均やホームセンターで手に入るので手軽に使えます。

次にブルーミックスですが、これも簡易的な型取りが手軽に出来て、しかもわりと精密な複製ができます。
数分で完全に硬化するので、手っ取り早く複製したいときには有効ですが練り合わせているうちに硬化が始まってしまうので、大きなものを複製するには向いていません。
繰り返し使うことも出来ますが引き裂き強度が低く硬化後はボソボソと崩れやすいので小さなものを片面取りする程度なら便利だと思います。

最後が複製の面白さにハマるきっかけとなった流し込めるシリコンです。
1キロ3000円前後と高いのか安いのか良くわからない金額ですが、使い道さえ見つければコストパフォーマンスは高いと思います。
まだウェーブのシリコン以外を使ったことがないので詳しいことは分かりませんが硬度や引き裂き強度の違い、食品に使えるものなどを含めると数多く種類が有るので自分にあったものを見つけることが大変かもしれません。
これまで同じものを4キロ使ってみてウェーブのものが、わりと初心者向けというか使い方を選ばないような気がします。
HOGUEのグリップのようなテクスチャも綺麗に複製でき、程よい硬さで型崩れや型ズレも起きにくいと思います。
硬化後に油口などを作るのも彫刻刀で簡単に切ることができるので扱いやすい印象です。
ただし引き裂き強度は低めと感じるので逆テーパーや複雑なものの複製には向かないかもしれません。

ミリオタ向きのシリコンですねw
慣れてくると、やたらと複製したい衝動に駆られますw


型取りのこととか

そして型が出来ればレジンを流し複製することになります。
僕はウェーブのサフグレーとハイキャストのブラックを使いました。
はじめはグレーのレジンを着色して使うつもりだったのですが試してみた結果、後から着色したものは硬化不良が盛大に起こりますw
原因の一部は欲張ってトナーを多めに投入したせいもありますが、流動性と剛性が若干落ちるような気がします。
ただ、サフェーサーと同じ色なので仕上がりの確認が容易であることと単価の安さ、硬化時間が早い、切削性が良いなどメリットは多いですね。
グリップのように常に手で触れるところでなければ塗装仕上げでも良かったのですが、おそらくセラコートでもなければアッと言う間に素材のグレーが出てしまうので着色レジンに変更しました。
後から着色した場合、流動性が落ちるのですがハイキャストでは流動性も良好でした。
ただ、少量の混合では硬化不良、または硬化時間が長くなるといったデメリットも感じました。
最も心配だった強度に関してですが、工業用のものでは無さそうなのであまり期待は出来ないでしょうが、かなり力を加えない限りポキンと折れるようなことも無さそうな気もします。
確証はないのですがこれに準じた性能に近いのではないかと思いますが、どうでしょうね?

個人的には塗装で仕上げる前提であればサフグレーのレジン、そうでなければハイキャストの黒を使い分けるつもりです。
でも、サフグレーを使いきった後はハイキャストの黒に統一しても良さそうな気もしますね。
おそらく、グリップ以上に強度を気にするようなものは作らないと思いますが?

単純な片面取りならFRPって方法も有るので適材適所だと思います。
こうやって様々な素材を使い分けるということは面白い反面、管理が面倒なのでその都度使い切ることを考えないと結局高い買い物になってしまったりするので、、、(^^ゞ

ちょっと内容が前後して分かりにくいところも有るかと思いますが、興味があれば食わず嫌いをせずに試してみることをオススメします。
ただし、注意して欲しいのは同じものを安く複製しようと思っているのであれば物にもよりますが、同じものをもう一つ買うほうが安上がりですよw

以上、少しでも参考になれば幸いです♪







それから、パチHOGUEのオーダーを少しだけ頂きましたがエラーが少なくないのでボチボチ型が疲労してきちゃいました(^^ゞ
エラーを含めると、かれこれ10個以上は抜いているのでヤフオクに出せる数も数個になると思います。
出来上がったものだけ見れば簡単に見えても、見えないところで大変な手間が掛るものなんですね。

愚痴ですw






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これどっちだ?
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この記事へのコメント
ホワイトメタル製のガンダムシリーズはツクダオリジナルが出してた奴ですねw
専用カラーや樹脂製の四体セットとかも在りました、実家になぜかエ○メスのビットが在ったのを思い出した。
あとスター・ウォーズのスターデストロイヤーと5ミリ程のミレニアムファルコンとかw

当時はそこそこホワイトメタル製品持ってたなぁwww
Posted by a.z.d at 2015年09月07日 21:21
a.z.dさん、こんばんは♪

赤いシリコンじゃなかったけどホワイトメタルで鋳造って記事は読んだことありますね~
昔はホワイトメタルで出来たガンダムとかありましたよね?
今となっては懐かしい素材ですw

砂型鋳造の経験まで有るんですか?
ちょっと驚き!
Posted by ヒカルヒカル at 2015年08月28日 03:08
こんばんは。

うる覚えですが赤いシリコンゴム型で型どりして低温溶解のホワイトメタルを流し込んで複製、もはや鋳造wとか昔のホビー誌に載ってました。

仕事では一時期、レジンを混ぜた砂で型を焼硬めてアルミで製品を試作したりしてましたが
Posted by a.z.d at 2015年08月28日 03:01
すろさん、ダイソーでケースを15個買って重ねて使えばオッケw

予算内ですよねw
Posted by ヒカルヒカル at 2015年08月27日 03:12
やんきーさん、それ型取りくん♪

まぁ、使えるような使えないような微妙な感じなので買わなくて正解かも?
出品が面倒なので出来上がったらメールします(´∀`)
Posted by ヒカルヒカル at 2015年08月27日 03:11
ヒカルさん(;´Д`A
おらのiPhoneペリカンケースだいぶクタクタになってきたんですよ(;´Д`A
だからケース作って(;´༎ຶД༎ຶ`)w
完全防水、防塵、象が踏んでも壊れない強度、白鵬に突っ張り連打されても大丈夫な耐衝撃性でお願い!

1500円くらいまでなら出せますから(;´༎ຶД༎ຶ`)w
Posted by すろ at 2015年08月27日 00:17
お疲れ様です(*´ω`*)
今日、たまたま型取りの「なんたら君」(笑)を見つけて衝動買い寸前でしたが、止まりました(´;ω;`)
自分にそんな技術は無いorz
ホーグ出品楽しみにしてます(*´ω`*)
Posted by やんきーやんきー at 2015年08月26日 23:16
 
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